O脚の原因

O脚の原因

O脚になるには様々な原因があります。筋肉の原因、骨格の原因、生活習慣の原因などなど。またそれらの原因はお互いに関連しあっています。O脚の原因について解説します。

O脚の原因1 筋肉による原因

O脚と筋肉の状態は深い関係にあります。O脚と関係のある主な筋肉について解説します。

内転筋群の筋力低下

内転筋は恥骨から大腿骨につく筋肉です。内転筋のの作用は足を内転(内側に閉じる)することです。内転筋は足(大腿部)を内側に動かす筋肉ですが、この筋肉が弱ると「O脚」の原因になるのです。

イスに座ったときに、内転筋を引き締めると膝と膝がくっつきます。内転筋の働きが弱っていると膝どうしが開いてしまいます。膝を開いてだらしなく座るクセがついていると内転筋が弱り、O脚の原因になります。

臀部筋群の筋力低下

多くの場合、O脚の人の大腿骨は内側にねじれて(内旋して)います。大腿骨を外旋させるための臀部の筋肉が硬くなっていたり弱っていたりするとO脚の原因になります。

臀部筋群を鍛えるとO脚の改善と同時に、ヒップアップなどの効果もあります。臀部筋群の筋力が向上すると、お尻で骨盤を支えられるために、脚の筋肉や関節の負担が軽減します。

大腰筋の筋力低下

大腰筋は上半身と下半身をつなぐ大きな筋肉です。上半身(腰椎)と下半身(大腿骨)をつないでいる唯一の筋肉ですので、姿勢維持に重要な役割を果たす筋肉です。大腰筋の筋力が低下すると、姿勢不良を引きおこし、骨盤や脊柱が歪みやすくなります。もちろんO脚の原因にもなります。

「骨盤ダイエット」なるものが流行していますが、骨盤の歪みに関係が深い大腰筋を中心とするインナーマッスルを鍛えたり活性化することで基礎代謝を向上させダイエット効果も高まります。

大腰筋を鍛えることで美しい姿勢を維持できるようになります。

O脚の原因2 骨格・関節の原因

O脚と骨格や関節の状態は深い関係にあります。O脚と関係のある主な骨格・関節について解説します。

骨盤の歪み

骨盤が歪むとO脚になりやすいです。O脚の人の骨盤は前傾が強くなっているか、逆に後傾が強くなっています。どちらの場合も上半身を支える土台が傾いているために、姿勢不良を生じさせます。出尻になったり猫背になったりします。

骨盤は、前後、左右、ねじれなど、いろいろなねじれパターンがあります。骨盤の歪みを解消する方法がいろいろな媒体で紹介されていますが、自分に合わない方法をすると症状が悪化することも有ります。

体に聞き分けながらちょうどよいバランスを取り戻すことが大切です。

股関節の歪み

骨盤の歪み同様に、股関節の歪みもO脚と深く関係しています。O脚の人の股関節は、大腿骨が内旋していることが多いので、股関節に痛みや違和感を感じる人が多いです。

横座りやペチャンコ座りのクセが股関節を歪ませる原因になります。

膝関節の変形

老化にともなう膝関節の変形もO脚を引きおこします。老化にともない、筋力が低下すると膝関節の負担が増え、O脚になりやすくなります。骨や関節が変形している場合は整体やカイロでのO脚矯正はできません。

当院のO脚矯正も骨の変形でない場合に適応になります。

O脚の原因3 生活習慣による原因

上に筋肉や骨格とO脚の関係について解説しましたが、それらの原因を引きおこすさらなる原因はほとんどの場合、生活習慣にあります。生活習慣を改善することがO脚の改善にも大切なことなのです。

運動不足

上現代人はほとんどの場合運動不足です。生活は便利になり、歩く機会も全身の筋肉を使う頻度がどんどん減っています。

野生動物の世界では、「筋力の低下=死」につながります。筋力がないと、えさをとれなかったり闘いにやぶれたりするからです。現代人は筋力が少しばかり低下してもすぐ死につながるわけではありませんから、筋力の重要性があまり認識されていません。

しかし、姿勢を維持するために最低限必要な筋肉が低下すると、体のあちこちに支障をきたすようになります。O脚はその結果であり、さらに足のむくみ・だるさなどの症状を引きおこすようになります。

O脚矯正だから、脚だけ矯正すればよいというわけでなく、全身の筋肉をバランスよく使えるようにしていくことが大切なのです。

姿勢不良

猫背などの姿勢不良は、一見楽な姿勢に見えますが、一部の関節や筋肉に負担がかかっています。悪い姿勢を長時間続けていると、体のあちこちが痛くなったりします。O脚も不良姿勢と深く関係しています。O脚の人のほとんどは姿勢も悪いです。

O脚矯正をすると姿勢も自然と改善されます。良い姿勢を維持するために必要な筋肉も自然と鍛えられるのです。

足を組むクセ

イスに座っているときに、足を組むクセがある人は、骨盤や股関節に歪みが生じやすくなります。また、骨格が歪んでしまうと、脚を組んで座るほうが楽になってしまいます。それで歪みが体に定着します。

上半身の土台である骨盤が歪むと、体は全身のバランスを調整するために、背中や肩や首を歪ませてバランスを調整します。

横座り・ぺちゃんこ座りのクセ

横座りやペチャンコ座りのクセも、骨盤や股関節を歪ませます。ペチャンコ座りは、よりO脚になりやすいです。横座りは身体に左右のねじれの歪みを生じさせます。